中学受験を成功に導くコツ

中学受験における親の心得

1.中学受験もスポーツと同じ。親は名コーチとして進捗管理とモチベーション管理を。

 よく受験はスポーツだ(あるいはスポーツに似ている)と言われます。己の精神および肉体または頭脳を鍛え、己を高めていく行為という意味で、受験勉強もスポーツも本質的なところは変わらないのかもしれません。受験をスポーツの個人種目ととらえるならば、やはり不可欠なのは名コーチの存在です。スポーツ(とくに個人種目)の世界でも、選手を縁の下で支え、選手の実力を最大限引き出す名コーチの存在は、一流のアスリートと呼ばれる一握りの成功者には不可欠であるといえます。マラソンの高橋尚子選手、レスリングの浜口選手、フィギュアスケートの浅田真央選手など枚挙にいとまがありません。

1.進捗管理の一例
 ①学習内容の把握  ②勉強時間の日次管理  ③その日にやるべきことの書き出し  ④塾のプリント・机の整理

2.モチベーション管理のポイント
 ・他人と比較しない
 ・ささいなことを、具体的に褒める
 ・良かった、頑張ったと「評価」するだけではなく、「感情」を伝える(親も嬉しい、喜んでいるという感情)
 ・子どもを見放したような言い方、劣等感を与えるような言い方をしない

2.ちいさな目標をたくさんつくってあげる

 中学受験におけるゴール(目標)は、志望校に合格することです。けれども、このぼんやりとした目標だけでは、子どものモチベーションを高いレベルで最後まで維持することは困難でしょう。大抵のお子さんは、「大きな目標に向かってチャレンジすること」に慣れていないか、あるいは、人生で初めて経験することであるはずです。それゆえ、目標達成という成功体験が少ない分、親御さんの方できちんと中期的な目標と、短期的な目標を設定してあげる必要があるのです。ここで重要なのは、短期的目標の設定方法と、目標不達成時の対処方法です。
 一般的に、目標とは数字で表わされるものがベストなのですが、短期的目標に関しては、お子様を偏差値やテストの点などの数字で縛るのではなく、「○○日までに、国語の○○が覚えられるようになる」とか、「○月までに算数の○○ができるようになる」といったような、期間を区切った具体的な目標の方が、目標までの差異を埋める作業に不慣れな小学生にとっては効果的のようです。
  目標管理の目的は、長期間にわたってモチベーションを高い位置で維持することにあります。したがって、中・短期的目標が達成できなった場合には、決して叱ったりせず、精一杯努力したことについて言及した上で、改めて目標を再設定しなおしてあげる必要があります。もちろん、目標を達成したときには、具体的に褒めてあげることはいうまでもありません。

3.あらゆることをはじめから想定しておく。そしてつねに堂々と。

 受験を経験した多くの親御さんが口をそろえていうのが、「親はつねに堂々と!」ということです。中学受験には本当にいろいろなトラブルが起こります。そのたびにコーチ役の親が動揺しているようだと、子どもが本当に不安になり、成績に影響してきます。子どもがやめたいと言ってきたときにどう対処するか?など、受験において想定できるあらゆるトラブルに先回りして備えておくことは、コーチとしての親御さんの大切な仕事です。子どもと同じ目線で無駄な言い合いをしたりせずに、何事にも冷静に対処し、お子さんを大きく包み込んであげる姿勢こそが、中学受験を成功に導く秘訣です。

4.中学受験も情報戦 ときには情報を捨てる勇気も

 ひと昔前と異なり、掲示板やブログなどによって経験者からのアドバイスなども簡単に参照できるようになった反面、親御さんには、的確な情報処理能力がより一層求められるようになりました。とくに匿名掲示板における書き込みに対してはより慎重に内容の真偽を判断する能力が問われます。「掲示板に対する信用と、実際の書き込みに対する信用はまったくの別次元のもの」という意識を持たずに、ただ「有名な掲示板だから」といって、書き込み自体をすべて信用するのは危険です。
 インターネットにおける掲示板・口コミサイトなどの「顔の見えない」情報は、あくまでも参考にする程度にとどめ、情報の整理能力に自信のない方にとっては「あえて見ない」という決断をすることも、情報の取捨選択という観点からは、至極有用なことであると考えます。
 中学受験 | 家庭教師 | 塾講師 | 家庭教師のサクシード中学受験コース | 家庭教師アルバイト | プロ家庭教師
このサイトのすべてのコンテンツは「家庭教師のサクシード」に著作権があります。